9月14日~16日の3日間にかけて太宰府中高生セミナーが開催されました
「今こそ志を立て、自分を伸ばそう!」とのテーマのもと、福岡・佐賀・長崎の中高生と大学生が参加。
今年は令和の舞台となった坂本八幡宮での研修など新しい時代の息吹を感じつつ、
それぞれの立場で誰かのためにできることを日日重ねていこうとの決意をたてました
△とにかく活気のある合宿で意見を表明する姿勢がすばらしい
合宿では
・夢と志の違い…夢は自分のやりたいこと、志は誰かのために自分ができること
・凡事徹底…あいさつ、清掃、読書など日ごろ当たり前としていることに心をこめて毎日取り組む
・偉人に学ぶ…菅原道真、吉田松陰、西郷隆盛など日本の国の困難に立ち向かった偉人の言葉や生き方に学ぶ
ことを大切にしています
私自身も何度参加しても発見があります
みなさんは新渡戸稲造という人物を知っていますか?
新渡戸は国際連盟事務次長を務め、その著書 『武士道』は、流麗な英文で書かれ、長年世界中で読み続けられています。
「国際心は愛国心を拡大したものである。」と新渡戸は言います。
真の国際人として活躍するためにはまず自国の事をよく知り、尊ぶ姿勢がはじめにあり、
その心を周辺の国々に押し広げていくのが国際心であるとの言葉に私は感銘を受けました。
「国際心を抱こうとする人は。まず自分の足で祖国の大地にしっかりと根を下さねばならない。」
国際化、グローバル化と言われる現代であればこそ立ち返りたい言葉です。
この合宿には中村学園女子高校の生徒会執行部に選ばれた2年生も毎年生徒会の研修として参加しており
1000人の全校生徒のリーダーとしての指針をつかみ取っていきます
毎年9月に開催されますので、ぜひ来年は佐賀からもたくさんの中高生と参加したいと思います
△最終日は太宰府天満宮に参拝しました。今年の受験生の合格祈願をしてきました。