3年越しに「ありがとう」の心が届いた春

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今朝は始業式に向かう子供達を見送りながら、私塾長も朝活をしていました

毎日のルーティンの1つとして「朝、昨日あったよかったこと1行日記」をつけています

先週木曜日に本当にうれしいことがあり、今朝もその日のことを思い返しました

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「熊谷先生いますか?」

駐輪場から呼びかけてくる声。自習に来ていた塾生たちが先輩がきた!と教えてくれました

玄関に迎えに出ると3年前に卒業したHくんがそこにいました

「先生、佐賀大学理工学部に合格しました」Hくんはハキハキと報告してくれました

高校3年間は自力で学習し、1年前に一度顔を見せてくれたきりだったHくん

このタイミングで報告に来てくれたことに驚いていると次のように話してくれました

「もし先生が高校受験の時、〇〇高校を勧めてくださらなかったら、僕は佐賀大学に行けませんでした。本当にありがとうございました。僕が通った塾はエデューコだけです。だから、合格実績に僕のことも加えてほしくて報告に来ました」

一瞬声がつまりました。高校受験当時、思春期真っただ中であったために、Hくんはこちらの話を真正面から聞けないでいるように見えることもありました。それでもなぜ普通科に行ってほしいか、どんな違いがあるのが伝え、励ましてきました

そんな日々、1年足らずでありましたが、Hくんにとり、価値のある時間となったのだと思うと心がふるえる思いでした

「至誠」という言葉があります。ただひたすらに誠を尽くしていくことは、時に困難であきらめたくなることがあります。それでもやめない、やり続けることで、必ず伝わり、動いていく世界があるのだと思いました

4月を迎え新たな受験生をすでに迎えています。3年前と変わらず、子供たちの真心を見逃さず、向き合っていきます

 

 

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